製造業におけるこれからの勤怠管理とは

  • 経営・マネジメント

製造業、勤怠管理

2017年11月06日

近年、「従業員が働きやすい環境」を整えていくことが、企業経営にとって必要不可欠であるという認識が高まっています。2017年3月に政府が推し進めてきた「働き方改革実現会議」では、残業時間の罰則付き上限規制などを含めた実行計画案を取りまとめ、早ければ2019年から関連法案がスタートする見込みです。また2015年から「安全衛生優良企業」を政府が認定する制度がスタートしたように、「働きやすい環境づくり」は国を挙げての取組が進んでいます。

従業員の働きやすい環境づくりのためには、勤怠管理の厳格化が大変重要な役割を担ってきます。この流れの中で、製造業はどのような勤怠管理を行うべきでしょうか。

紙ベースで行う勤怠管理のメリットとデメリット

タイムカードに出退勤時間を打刻する、または出勤簿に記入するといった、紙ベースで勤怠管理を行っている企業は少なくありません。紙ベースのメリットには次のようなことが挙げられます。

・管理者側は手軽に始めることができる
・記入者は記録作業が簡単
・タイムカードや出勤簿が工場の出入口に置いてあることが多いため、すぐその場で管理者が見て確認することができる

一方のデメリットは

・管理者側は集計に時間と手間がかかる
・打刻もれや二重打ちなどの記入時ミスや給与計算時のミスがあったとき、管理者側は確認や修正作業に手間と時間がかかる
・記入者の不正打刻や不正記入が起こりやすい。
・タイムカードや出勤簿は、法令により3年間は保存する必要があるため、管理者側は保存場所や保存費用が必要
・管理者側の残業管理の精度が落ちる
・工場など実際作業する場所と出退勤の記録場所が離れている場合、記録された時間と実際の作業時間にズレが生じる

などが挙げられます。

このように、紙ベースで行う勤怠管理は手軽にできる反面、管理者側の負担が大きく、実際の勤務状況とズレが出やすいといえます。勤怠管理の厳格化が求められている中、このような従来のやり方を見直す必要があるといえるでしょう。

勤怠管理システムの導入で管理を強化する

勤怠管理が正しく行われないと、残業代未払いなどのトラブルの発生や、従業員の過重労働を見逃してしまうおそれがあります。勤怠管理システムでは、従業員の勤怠状況をリアルタイムに、客観的に把握でき、集計作業などの業務効率化ができるほか、ペーパーレス化によるコストの削減も期待できます。さらに、勤怠状況に合わせて最適な打刻方法を選択できるため、不正打刻の防止にもつながります。

主な打刻方法には次のようなものが挙げられます。

◇ICカード
各従業員に発行したICカードを読み取ることで、出退勤を打刻。タイムカードに比べ、代理などの不正行為が難しくなる。

◇生体認証
指紋や指の静脈などで個人を識別して、出退勤を打刻。なりすましの防止に最も効果的な方法。

◇アカウント認証
各従業員に個人アカウントを発行し、PCなどからアカウント認証して出退勤を打刻。
スマートフォンやタブレット端末からも打刻可能になるため、記録時間と実際の作業時間のズレを少なくすることができる。

このように勤怠管理システムの導入によって、勤怠管理の強化や不正の防止ができるようになります。

まとめ

製造業の現場では交代勤務で働く人も多く、勤怠管理システムもさまざまな勤務形態に柔軟に対応する必要があります。

弊社がご提供する就業システム「ALIVE SOLUTION TA」は、多種多様な勤務体系に柔軟に対応できる勤怠管理システムです。勤怠データの乖離や差異もしっかりチェックし、過重労働を防止します。「ALIVE SOLUTION smart」では、スマートデバイスでの入力に対応。出張や外回り、事業所から離れた現場での作業など、さまざまな勤務形態に対応できます。
さらに、勤怠情報と人事情報を紐づけることで、部門毎の予定(計画)人件費と、実際の人件費(作業者の能力費と勤務時間)を管理することができ、実際に部門でいくら人件費が掛かっているかを知ることが可能です。弊社では、人事情報を管理する「ALIVE SOLUTION HR」もご用意しておりますので、運用についてのご相談や商品の詳細につきましては、弊社担当者もしくは第二事業本部営業部(TEL:03-5309-0622)までお気軽にお問い合わせください。

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