説明力・下[説明力向上のためのトレーニング方法]

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説明力、コミュニケーション、トレーニング

2018年05月29日

ビジネスに必須のコミュニケーション力。そのひとつに「説明力」があります。上手な説明は、それだけで優秀な人というイメージが作られるほどです。そのため、説明力はビジネスマンにとって魅力のスキルでしょう。そこで、説明が上手な人が行っている様々なトレーニングについてご紹介します。

説明力アップへの様々なトレーニング方法

説明は「相手に理解させること」です。それを巧みにできる方法は日々のちょっとした意識づけや行動などでトレーニングできます。

・話す内容をひとつに絞る。
1回の説明で複数の事柄を相手に理解させようとすると話が分散してしまい、聞き手は話し手が何を言いたいのか分からなくなる傾向があります。そのため、「何を話したいのか」を明確にすることが大切です。つまり、結論をひとつに絞るということ。この思考を習慣化するには、日記をつけたり、今日の出来事を一つに絞って話したりすることを毎日行うことでトレーニングできます。

・話したいことを明確化する。
説明したいことをイラストや図で描くことで、頭で考えているイメージがはっきりとします。どのように説明すれば相手に理解してもらえるかということが鮮明になるでしょう。話したいことを明確化するトレーニングとしては、人に何かを伝える前に、絵を描いてから話をしてみてください。聞き手がどのような反応をするかによって、自分の説明が上手にできたかどうかが分かるでしょう。

・誰にでも分かる言葉を使う。
説明者はその情報を熟知していますが、聞き手はその情報を全く知らないかもしれません。そのため、相手の知っている言葉に置き換える必要があります。

・ひと言スピーチをする。
ひと言で伝えたい内容を説明するというトレーニングです。新聞や雑誌などで解説をしている箇所を読み、これらをひと言でスピーチしてみるといいですね。
また、ほかの人の説明などを聞き、自分の言葉でひと言にまとめてみるのもいいでしょう。

また、実際に説明する時に流暢に話せるようになるためには、下記のようなトレーニングもおすすめします。これらを行うことで、実際の場に立った時のイメージも湧きやすくなりますね。

・本や新聞などの記事を音読する。
・落語などテンポのよい話を聞く。

説明する際に活用したい考え方「ロジカルシンキング」

上手な説明には、説明する前に内容を整理し、話の流れを組み立てておくことが重要ですが、この際に活用したいのがロジカルシンキングです。これは、物事を筋道立てて考える方法で、まとまらない思考を一定の法則や順序に沿って整理することができ、コミュニケーションをシンプルで分かりやすいものにします。

ロジカルシンキングの手法のひとつとして、一般的な事柄や事実といった前提に事例を当てはめて証明し、最終的に結論を導き出す方法があります。前提に間違いがあったり、先入観が入っていると結論の正確性も欠けてしまうので、結論が出たら再度検証してみるといいでしょう。説明時には、ここで出た結論を先に述べ、その理由としての前提、そして実際のデータとしての事例という順番で話すと、聞き手は理解しすく納得もしやすくなります。

また、ある物事をツリー(樹木)状に分解していく手法「ロジックツリー」で、説明したいことを明確にしたり、話の流れを組み立てたりすることができます。
これは、問題を解決したり、物事を分析したり、検討したりする時にも便利な手法です。説明するテーマをツリーの頂点とし、その下に枝分かれさせて話したい事柄をひとつずつ書きます。そしてその事柄の下をまた枝分かれさせて、なぜそれを話したいのかといった理由を書き、続いてその事例を書きます。親等図のように、事柄や理由などすべてをひとつずつ書きだしていきます。こうするとテーマを深く掘り下げることができ、またどこから話すと効果的かなど流れも組みやすくなります。

まとめ

様々なトレーニング方法がありますが、まずは説明が上手にできないと感じるポイントを把握し、それを克服する方法から取り組むといいでしょう。また、ロジカルシンキングは問題解決やビジネス戦略を考える際にも使えます。説明力アップに活用しつつ、ビジネス全般で適用できるようになると生産効率の向上も期待できるでしょう。

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