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ROLE MODEL 02

温かい職場の支援もあり、復職後は優先順位や段取りを考えるベースを見直し、家事・育児と仕事のバランスを整えることができました

K.Nさん

総務部湘南総務課

入社以来人事部門において幅広い業務を担当。
子どもの誕生にあわせて約3か月間の育児休業を取得。
現在は家事・育児と仕事のバランスを保ち課長として活躍中。

育児休業の取得をいつごろから検討し、決められましたか?

妻の妊娠が分かった時点で、夫婦共に休業する必要があると考えました。そのため、安定期に入る少し前(妊娠4ヵ月頃)に、育児休業と復職後の残業制限について課長へ相談し、安定期に入ってから部長へ具体的な申請をしました。

育児休業の取得を検討したきっかけはどのようなものでしたか?

育児休業の取得理由は人それぞれだと思いますが、私は何より産後の母体保護が最優先だと考えていました。夫婦共に実家が遠い為に他者の支援を頼りにくい環境だったので、育児は夫婦二人で乗り切る事を前提に考える必要がありました。夫婦で相談した結果、私(夫)が産後3ヵ月の休業、妻は保育園入園までの休業とする事にしました。

K.Nさんお仕事風景

育児休業中に特に注力した家事・育児は何かありますか?

抱っこをするのも、ミルクをあげるのも、お風呂に入れるのも、何から何まで初めてのことなので、どんな事にでも日々試行錯誤があり、毎回少しずつ工夫するようにしています。
また産後1ヵ月間は家事のすべてを私(夫)が担当しましたが、その後は少しずつ分担の見直しをしながら、2ヵ月後の復職後も無理なく家事・育児ができる体制を整えていきました。

K.Nさんご家族写真

育休取得前後の職場の雰囲気はいかがでしたか?

休業時は温かく送り出してもらい、復職時は温かく迎えてもらいました。休業中は皆さんに通常よりも負荷をかけてしまったはずですが、そんなことは一言も言わずに受け入れていただき、心から感謝しています。

育休取得前後で仕事と家庭への考え方はかわりましたか?

仕事に関しては、休業前の仕事の仕方は「やるべきことは徹底的にやる」から出発していましたが、復職後は「決まった時刻に帰る」が仕事の基軸となりました。いい加減に仕事をするようになったという事ではなく、優先順位や段取りを考えるベースが変わったと感じます。もちろん、他の方々の支援があって成り立っている部分もあるのですが、この経験をきっかけにして職場の皆の残業を減らすことに繋げたいと思っています。

就職活動中の皆さんへ一言お願いします。

家事や育児の仕方は、家庭により様々な形があるはずで、正解は無いと思っています。自分や家族のキャリアをどうしていくのか、子どもをどのように育てていくのかといった事を、ライフステージに応じてよく夫婦で話し合いながら、長期的な目線で決めていかれると良いと思います。
また、育児休業を取得すると、経済的に厳しくなるのではと不安に思う方もいると思いますが、雇用保険制度に基づく育児休業給付は非課税であるうえ、育児休業中は社会保険料も免除となるので、私の場合はそれほど負担に感じませんでした。

  • 賞与に関しては、不在籍期間分が控除されます。

ある一日のスケジュール

  • 全て私がやっているわけではなく、夫婦で分担しています。

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休職中 1か月目現在 8か月目(平日)
6:00 母乳・ミルク 起床
6:30 床掃除
7:00 洗濯・朝食 自宅出発
8:00 母乳・ミルク
8:30 出勤
9:00 沐浴(妻が着替え)
11:00 母乳・ミルク
12:00~ 食事
13:00 母乳・ミルク
15:00 母乳・ミルク
16:30~ 料理
17:00 母乳・ミルク
18:00 退社
18:30前後 夕食
19:00 帰宅
19:30 子供を風呂に入れる
20:00 母乳・ミルク 自分の夕食(妻が着替え&ミルク)
20:30 朝食の準備 朝食の準備・床掃除
21:30 寝かし付け・自身も就寝 寝かし付け・自身も就寝
23:00 母乳・ミルク
3:00 母乳・ミルク 寝かし付け
  • 掲載内容は2020年1月(2023年1月改訂)の取材当時のものです。

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